FXの両建てでリスクを抑える!メリットとデメリットを解説

タブレットとスマートフォン 用語解説

FXの両建てをご存じですか?両建てとは、同じ通貨ペアを売りと買いで同時に保有する取引手法です。リスクを抑えながら利益を狙える手法として注目されていますが、デメリットも存在します。

この記事では、FXの両建てとは何か、メリットとデメリット、損失を抑える方法、両建て取引におすすめのFX会社について解説します。FXの両建てに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

両建てとは?

人物

FXの両建てとは、同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することを指します。

両建ての使い方

両建てには、以下の使い方があります。

  • 相場の急変による損失拡大を抑える

例えば、米ドル円の買いポジションを保有している場合、突然の円高で損失が出る可能性が生じます。このような場合、米ドル円の売りポジションを同時に保有することで、損失拡大を抑えることができます。

  • 相場の両方向に利益を狙う

例えば、米ドル円の買いポジションを保有している場合、さらに米ドル円が上がると予想するなら、米ドル円の買いポジションを追加することもできます。また、米ドル円が下がる可能性があると予想するなら、米ドル円の売りポジションを追加することもできます。

両建ての注意点

両建てを行う際には、以下の点に注意が必要です。

  • スワップポイントが発生する

両建てをすると、通貨間の金利差に応じて、スワップポイントが発生する場合があります。スワップポイントは、通貨間の金利差が大きいほど発生額が大きくなります。

  • スプレッドが広がる

両建てをすると、スプレッドが広がる場合があります。スプレッドは、FX業者が取引ごとに徴収する手数料のことです。スプレッドが広がると、取引コストがかさみます。

両建ては、相場の急変による損失拡大を抑えたい場合や、相場の両方向に利益を狙いたい場合に有効な手法です。しかし、スワップポイントやスプレッドが発生することや、デメリットがあることを理解した上で、慎重に利用するようにしましょう。

両建てのメリット

紙幣

FXの両建ては、同一通貨ペアの売りポジションと買いポジションを同時に保有する取引手法です。相場変動に対するリスクヘッジや利益獲得などのメリットがあります。

相場変動に対するリスクヘッジ

両建てをすることで、相場の急激な変動による損失を抑えることができます。例えば、ある通貨ペアのレートが急激に上昇した場合、買いポジションを保有している場合は利益を得ることができますが、売りポジションを保有している場合は損失を被ることになります。しかし、両建てをすることで、買いポジションの利益で売りポジションの損失を相殺することができ、損失を抑えることができます。

含み損を抑えて長期取引が可能になる

両建てをすることで、含み損を抑えながら長期取引を行うことができます。例えば、ある通貨ペアのレートが上昇に転じた場合、買いポジションを保有している場合は利益を得ることができます。しかし、レートが下落に転じた場合、買いポジションの含み損が発生します。両建てをすることで、売りポジションの利益で買いポジションの含み損を相殺することができ、含み損を抑えながら長期取引を行うことができます。

税金対策になる

FXで利益を確定させると、利益に応じて税金がかかります。しかし、両建てをすることで、利益を確定させずに含み損を抱えたまま翌年に持ち越すことができます。翌年に含み損が確定した場合、その含み損を翌年の利益と相殺することで、税金の支払いを抑えることができます。

両建ては、相場変動に対するリスクヘッジや利益獲得などのメリットがあります。しかし、両建て手数料がかかる場合があることや、両建てを解除するタイミングが重要であることなどの注意点もあります。両建てをする場合は、メリットとデメリットをよく理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。

両建てのデメリット

手・白黒

両建ては、同じ通貨ペアで買いと売りを同時に行う取引手法です。相場の下落を抑えたり、損失を抑えたりするために有効な手法ですが、デメリットも存在します。

スプレッドが2倍かかる

両建てを行うと、買いと売りの両方にスプレッドがかかります。そのため、単純に買いまたは売りを行う場合よりも、スプレッドのコストが2倍になります。

スワップポイントによる損失が発生する

両建てでは、買いと売りの通貨ペア間でスワップポイントが発生することがあります。スワップポイントは、通貨間の金利差によって決まる取引コストです。マイナススワップが発生する通貨ペアでは、両建てを行うことで損失が発生する可能性があります。

ロスカットのリスクが高まる

両建てでは、買いと売りの両方のポジションがロスカットの対象になります。そのため、相場の急変によって、両方のポジションがロスカットされるリスクが高くなります。

両建ては、相場の下落を抑えたり、損失を抑えたりするために有効な手法ですが、デメリットも存在します。スプレッドやスワップポイントのコスト、ロスカットのリスクを理解した上で、慎重に取引を行うことが大切です。

両建てで損失を抑える方法

電卓とペンと虫眼鏡

FXの両建てとは、同一通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有する取引手法です。両建てをすることで、相場の急激な変動による損失を抑えることができます。

両建てで損失を抑える方法は、以下の2つに分けられます。

含み損をゼロにする方法

含み損とは、まだ決済していないポジションの損益のことです。両建てをすることで、買いポジションの含み損と売りポジションの含み損を相殺することができます。

たとえば、米ドル/円の買いポジションで1万通貨、100円でオープンしたとします。その後、米ドル/円が105円まで上昇した場合、買いポジションの含み損は5,000円になります。このとき、105円で売りポジションをオープンすれば、買いポジションの含み損と売りポジションの含み損が相殺され、含み損はゼロになります。

スワップポイントを活用する方法

スワップポイントとは、通貨ペアの金利差によって発生する利益のことです。両建てをすることで、買いポジションと売りポジションのスワップポイントを相殺することができます。

たとえば、米ドル/円の買いポジションで1万通貨、100円でオープンしたとします。その後、米ドルの金利が日本円の金利よりも高くなった場合、買いポジションでスワップポイントの収入が発生します。このとき、105円で売りポジションをオープンすれば、買いポジションのスワップポイント収入と売りポジションのスワップポイント支払いを相殺することができます。

両建ては、相場の急激な変動による損失を抑えることができる有効な手法です。しかし、証拠金の確保や相場の分析、ストップロスの設定など、注意すべき点もあります。両建てを行う際には、これらの点に留意して取引するようにしましょう。

両建て取引におすすめのFX会社

子供

両建て取引とは、同じ通貨ペアの買いと売りの注文を同時に行う取引方法です。為替レートの下落と上昇の両方の局面で利益を狙うことができます。

両建て取引を行うには、両建て取引に対応しているFX会社を選ぶ必要があります。国内FX会社では、GMOクリック証券、松井証券、DMM FXなどが両建て取引に対応しています。

海外FX会社では、ゼロカットシステムを採用している会社が両建て取引に適しています。ゼロカットシステムとは、損失が発生した場合でも、全額の損失を負わないようにするシステムです。

両建て取引におすすめのFX会社を、以下に3社ご紹介します。

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、国内最大級のFX会社です。両建て取引のスプレッドは狭く、取引ツールも充実しています。

松井証券

松井証券は、国内最安水準のスプレッドで両建て取引が可能です。1通貨単位からの取引に対応しており、初心者でも始めやすいのが特徴です。

DMM FX

DMM FXは、業界トップクラスのレバレッジと取引ツールを備えています。両建て取引のスプレッドも狭く、コストを抑えて取引することができます。

両建て取引は、リスクを抑えて利益を狙うことができる一方で、コストがかかったり、ロスカットのリスクが高くなったりするなどのデメリットもあります。両建て取引を行う際には、メリットとデメリットをよく理解した上で、慎重に判断するようにしましょう。

まとめ

ノートパソコン

FXの両建ては、リスクを抑えながら利益を狙える手法です。しかし、デメリットも存在するため、メリットとデメリットを理解した上で慎重に利用するようにしましょう。

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